2日目
9時からオーガナイザーの方々の準備が始まり、9時30分からは確実に会場に入れると前日に聞いていたので、9時20分ごろに会場に着いた私は、うちのメンバーが数人待つ机に行きました。私のチームの机にはホワイトボードはありませんでしたが、壁に近い机だったので、壁にA1用紙を貼り付けてホワイトボードの代わりに使っていました。また、ドリンクとお菓子が近かったのも良かったです。話が煮詰まると、お菓子や飲み物で休憩していたので。なお、ホワイトボードが欲しいチームは朝早く行くことをオススメ致します。
迷走の打ち合わせ
私のチームは成り立ちが少し特殊な事もあり、意見がチームで真っ二つに割れていました。そのため、午前中は議論が平行線のまま何も進まず、意見をまとめることができませんでした。
会社では同じような考え方の人たちが集まっていることもあり、すんなり話がまとまる事が多いのですが、様々な業界・職種の方々が集まっているスタートアップウィークエンドでは考え方が全く異なる人たちとチームを組んでいるため、笑えるほど全然話がまとまりません(笑)同じ環境に居続ける人には味わえない刺激的な経験でした。
結局、一向に話がまとまらないまま午後のアドバイス会に突入することになりました。アドバイス会とは、実際の起業家の方々にチームのアイデアを説明し、ご指導いただく時間のことです。1チーム30分程度の時間を設けられており、お二人からありがたいお言葉を頂けます。
全チームのリーダーによる公正なるじゃんけんにより、私のチームは狙い通り、早めの時間と遅めの時間をゲットすることができました。ただし、狙っていた人はゲットすることができませんでした・・・
アドバイス会1人目
端的に言うと、フルボッコにされました(涙)。
結局2つの案について、それぞれアドバイスいただくことにしたのですが、A案はそもそも必要なの?他のサービスの方が良いと思う、自分はそのサービス使わないなどなど。B案は法律的にできるのか?そもそも私たちが頑張ることじゃなくて、この会社が頑張ることだよね?などなど。根本から否定されるアドバイスばかり頂いてしまいました。
もともとアドバイス会はこういうものだろうと思っていましたが、やはり面と向かって言われるのはこたえましたね。逆に、こういったアドバイスを言い返せるぐらいの理論武装ができたら、良いと思います。
アドバイス会2人目
1人目の方に比べて、前向きな意見を頂けました。まとめると、ブレインストーミングが足りていないとのことでした。否定的な意見はほとんど言われませんでした。確かに、私たちは自分の案なら大丈夫と根拠のない自信であまり案出しをしておりませんでした。何とかモチベーションを取り戻した私たちは、原点回帰して1からブレインストーミングをやり直してみました。そこで、2、3良いアイデアが出てきたので、それらを軸に進めていくことにしました。
夕食
オーガナイザーから同じチームの人と夕食を食べないこととルールが決められていたため、私たちは別チームの机に分かれて弁当を食べました。そこで、アドバイスを受けていない起業家の方から、歯医者の恐ろしい真実と各チームの方々のアイデアに関するアドバイスを聴くことができました。そのおかげで、1つの光明が見えました。
その3まとめ
その光明に従って、チームメンバーと今一度ブレストを行い、チーム全員が納得できる案がようやく見つかりました。その後、3日目に向けて、発表の流れとスケジュールを22時過ぎの喫茶店で決めて、私たちの2日目は終わりました。
迷走している最中は精神が病むほどのツラさがありましたが、良いアイデアが産み出せた時の快感は計り知れないものでした。また、リアルの起業家の方々と話せたこともかけがえのない経験となりました。アドバイス会を有意義なものにしたい方はアドバイスいただける方々の経歴と考え方を事前に調査して、チームのアイデアに合った方を選ぶべきだと思います。
次回は最終日である3日目について書きたいと思います。
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