OUTPUT WORLD

読んだ本、体験した事、自分の考えについてつらつらと書いていきます。皆さんの何かの手助けになれば幸いです。

スタートアップ体験イベント Startup Weekendに参加してきた その4

 

3日目

9時15分頃に集まった私たちのチームは、14時半までに事前確認用のスライドを作成、16時から発表本番というスケジュールで、発表資料0%という時間的に余裕が全くありませんでした。そのため、MVPを作るグループ、アンケートを取りに行くグループ、資料を作るグループに分かれて、3つのことを同時並行に進めることにしました。

アンケートは外に飛び出して、作成したMVPを片手に街頭でインタビューしました。皆さん快く回答いただき、30人程度のデータが集まりました。ほとんどの人が好意的な意見でした。インタビューをしやすい人は移動している人ではなく、待ち合わせしている人が良いとのことでした。街頭だけでなく、Google フォームを利用して、ネットで知り合いにアンケートを答えてもらうのも有効ですよ。

www.google.com

MVPも短い作成時間のなかで、利用シーンをイメージしやすいMVPを作成することができました。私たちはProttを利用することで、時間内でのMVPを作成を実現できました。チームメンバにPrott利用経験者がいてくれて、本当に助かりました。

prottapp.com

 

発表資料はGoogle スライドを利用して、作成しました。同時に何人もが編集できるので、とても便利でした。資料の流れはネットのピッチテンプレートを参考に作成しました。5分という発表時間のなかで、何を伝えるべきか取捨選択にとても迷いました。私たちは5分いっぱいいっぱいの資料を作成しましたが、ぶっつけ本番プレゼンに自信のある人は時間ぎりぎりのスライドを作成しても良いと思いますが、自信のない方はスライドは少なめにしておいた方が良いと思いますよ。必ず緊張してタイムオーバーするので。。。

www.google.com

 

チーム全員で手分けして行うことで、何とかスケジュール通りに事前確認用の資料を作成し、本番発表に臨むことができました。

 

本番発表

発表時間は5分、質疑応答3分という厳しいタイムスケジュールで、本番発表が始まりました。私たちのチームは早めに終わらせたいという思いがあり、前半側で発表することにしました。チームは20チーム近くあり、全てのチームを聴くだけで2時間オーバーという長丁場でした。審査員の方は4名おり、何かしらの形でベンチャー企業を支援する仕事をされている方々でした。

 

私ともう一人で発表を担当し、他は寸劇要員と質問対応要員として発表の役割を割り振りました。発表自体は案の定時間を守れず、途中で発表を打ち切られてしまいました。質疑応答は何とかメンバーの助けを借りながら、何とか乗り切ることができました。その後は悔しさで泣きそうになりながらも、全ての発表を見終わりました。

 

結果発表

発表後は休み時間とスポンサー企業の宣伝を挟み、結果発表が始まりました。結果として、私たちのチームは3位以内に入ることはできませんでした。しかし、とても充実した3日間を過ごすことができて、私はすごく晴れやかな気分でした。

 

懇親会

結果発表後は全員で懇親会を行いました。そこで、お酒を飲みながら、3日間の頑張りをみんなで労いました。私はちょうど審査員の方と話すことができたので、そこで私のチーム発表の改善点を訊くことができました。改善点としては以下の3点でした。

  • ターゲットが広すぎる
  • どうやって世の中に広めるのか曖昧
  • 誰でもすぐ真似できそう

うーん、やはりなかなか厳しいですね。。。私たちのアイデアはどこにでも応用できるというのが売りだったのですが、それではターゲットが広すぎて、結局誰にも刺さらないアイデアと指摘されてしまいました。また、新しいことをユーザにやってもらうため、その新しいやり方をユーザに覚えてもらわないとサービスが広まらないと言われました。そして最後に、技術的には誰でもできるので、競合にすぐ真似されそうとのことでした。競合の話をしていたら、その方は、大手企業はすぐパクるからひどいと怒りを露わにしていました(笑)。

 

Startup Weekendのまとめ

上記にもある通り、この3日間でかけがえのない経験をすることできました。普段の仕事でモチベーションが上がらない、新しいことをやりたいと考えている方はぜひこのStartup Weekendにご参加ください!3日間のうち途中で抜けるのも全然アリなので、迷っている方はとりあえず参加申し込みをしてしまえば良いと思います。早めに申し込んだ方が金額も安いですしね(笑)。

私はここで出会った方々と継続して新たなサービスの検討を進めています。安いコワーキングスペースはそこらじゅうにあるので、会社終わりに集まって議論しあっています。最終的には、いま勤めている会社を辞めたとしても自分の力で稼げるようにしていきたいと考えています。

また、進展ありましたら、ブログに書きたいと思います。

 

その1はこちら

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その2はこちら 

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